ユーザビリティテスト(調査)サービス
ユーザビリティとは、人により多様に解釈されることもありますが、ここではホームページの使い勝手の良さと定義させていただきます。
アクセス解析と言うと、Google Analyticが有名なツールですが、これはユーザー全体を俯瞰して見た時のマクロ的な統計情報を知るものになります。ユーザー一人一人のミクロ的な動き(ユーザビリティ)を解析するには、別のツールが必要になります。
ユーザビリティテストの目的
さて、御社がユーザビリティテストを実施したい目的は何でしょうか?目的がはっきりしないと、成果が何も得られず時間も投資費用も無駄になってしまいます。
ユーザビリティテストを実施する目的ですが、例えば、こんなことを分析することにあります。
- 購買やお問い合わせをしたい意志のある人がその通りに遷移できるか?
- ユーザーの意志に反して障害となっているものはないか?
- 購買やお問い合わせ完了まで、肯定的な気持ちで画面遷移できるか?
ユーザビリティテストのゴールは、@WEBサイトの改善ポイントを把握すること、A改善案を立案し実装すること、B改善後の効果を検証することです。
よくある失敗
ユーザビリティテストは、これから顧客になるであろう人を被験者としてテストすることが重要です。下記のようなケースだとうまくいかないケースが多いので注意が必要です。
- ターゲット顧客でない人が被験者となってしまうこと
- リピート客や上得意客が被験者となってしまうこと
- 自社内でやってしまうこと
調査会社によくありがちなのですが、見込み顧客ではない無作為に連れてきた被験者のテストだと的外れな意見が出てしまうことがあります。被験者がまったく興味がなく、必要としない商品のホームページのテストをすると訳も分からず酷評されてしまうことがあります。
次に、実際の顧客(リピート客)を被験者としてしまうことです。このようなケースでは、贔屓(ひいき)目の回答をしてしまうことが多々あります。ホームページの主な目的は、新規顧客獲得やファンではない人をファンにするということになります。常連客では、ダメ出しをしにくくなる傾向があるようです。
3つ目ですが、コストをかけられないからと言って、自社内でユーザビリティテストを行ってしまうことです。このようなケースだと、会社内で権限が高い人の意見に左右されがちになってしまいます。これまで様々なクライアント様と接してきましたが、会社内で役職が高いことと顧客の理解があるかということは、あまり関係のないことが多いです。
ユーザビリティテストを実施する際は、このような点に注意してください。
ユーザビリティテストは専門的な知見がなければなかなか実施が難しいところがあるかと思います。そのような場合は、アド・リングにおまかせください。私どものユーザビリティテストでは、御社のホームページの実際のユーザーを対象に行います。
当方のサービス内容
下記のようなWEBサイト画面録画ツールを使用し、PCであればマウスの動き、スマートフォンであればスクロールとタップの位置を録画します。
録画されたデータを元に、WEB専門家がデザインを定性的に評価し、報告書を提出させていただきます。
このようなアクセス分析ツールはいろいろあり無料で使用できるものも多いですが、記録されたものを見てもどこをどう判断して良いか分からないといったこともあり、使いこなすのにはある程度経験が必要になります。
私どもにご依頼いただければ、
- どういった箇所がよく見られているか?
- 見てもらわないといけないのに流されていないか?
等を評価します。定性的な情報を評価するので、経験が重要になってきます。WEB業界15年以上、ランディングページの改善提案を行ってきたWEBコンサルタントが御社サイトのデザインを評価し、ユーザーが利用しやすいデザインをご提案致します。
実施内容
私どものユーザビリティテストでは、5〜10人程度の記録されたユーザーの定性評価を行います。
ユーザビリティ研究の第一人者、ヤコブ・ニールセン博士によると、5人程度の被験者のテストでも80%以上の問題点を発見できることを明らかにしています。
実施フロー
@ヒアリング
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A解析ツール設定
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B計測・評価
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Cオンラインによるレポート報告
メリットとデメリット
少ない被験者で実施が可能で負担が少なく低コスト、多くの課題が発見できるというメリットがある反面、ターゲット顧客でない人を被験者としてしまうと的外れな結果となってしまうというデメリットがあります。
料金
1ページ 5万5,000円〜(税別)
※解析ツール設定代行費別途。
初回無料オンライン相談も実施していますので、一度、お気軽にご相談ください。